カサンドラ症候群の私がASDの夫と離婚をしない理由

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今日は、こんなにもトラブルだらけで会話が噛み合わない夫と何故離婚しないのかについて
私の今の考えをまとめたいと思います。

わたし
わたし

「離婚したら?」 「なぜ離婚しないの?」 

「どうせ離婚できないくせに」
「離婚しないなら文句言うのやめれば?」

・・・

こういう言葉をかけられて苦しんだ時期もありました。

離婚をするかどうかの判断基準

結論から言います。
「私と子ども達にとって、どちらの選択をするほうが幸せなのか」です。

私が今一番大切なのは「私自身と子ども達」です。

私なんかどうでもいいの、子ども達さえ幸せでいてくれれば!

というお母さんもいるかもしれませんが、
自分自身が幸せでなければ子ども達の幸せを守ることはできないと思うし、
子ども達もそれを敏感に感じ取ると思うので、自分自身の幸せも私は大切にしたいです。

メリットとデメリットを比較して天秤にかけたときに、どちらに傾くのかで決めたいと思っています。

離婚した場合、具体的にどうなるのか

経済的な影響は

会社員の夫の収入が使えなくなると、私たちは経済的な安定が得られなくなります。
私も扶養内パートではいられなくなる。子ども達二人を育てられるような働き方をしないといけない。
上の子は私の連れ子なので養育費を今の夫からはもらえない可能性が高い。
経済的には今よりも苦しい生活になることが予測されます。
ただ、夫の無駄な出費(突然700万の車を買ってくる等)を含んだ家計管理からは解放されます。

生活面への影響は

夫と接する回数が減るので、ストレスも減ると思います。
ただし、娘の父親であることに変わりはないので、夫との関係性を完全に断ち切ることはできません。
私が仕事を増やせば子ども達と過ごす時間も減るし、通級や習い事への付添が難しくなる。
でも、とにかくストレスは減ります。大幅に減ります。
噛み合わないLINEのやり取りもしなくて良くなる。
夫の顔色をうかがって生活することもなくなるし、家や車の傷にびくびくすることもなくなります。
夫の食事は用意しなくて良くなるし、夫の洋服を洗濯することもなくなる。
新しく恋愛したって問題ないわけです。

子ども達への影響は

子ども達への説明とケアが必要になります。
上の子は受け止められるかもしれないけど、下の子が悲しむことはわかっています。
そして、私と過ごす時間は減るのでその分のケアも必要となります。
上の子の十分な療育(通級等)ができなくなることも心配です。

メリットとデメリットを表にして点数をつけてみる

上で挙げたことをリストアップして、それぞれ私の気持ちを点数にしてみました。
各項目10点満点です。

わたし
わたし

すんごくメリット!と思えるものには+10点
すんごくデメリット!と思うものには-10点

で、点数をつけてみました。

考えられること点数
経済的な安定が得られなくなる-5点
私が転職してバリバリ働かないといけない-2点
夫の無駄な出費を含んだ家計管理からの解放+9点
夫と接する回数が減る+9点
夫の食事や洗濯等、家事の負担が減る+5点
夫の顔色をうかがわなくて良くなる+10点
新しく恋愛ができる+5点
下の子が悲しむ-10点
子どもの習い事や療育や娯楽に割ける時間が減る-10点

計算した結果「+11点」という結果でした。離婚するメリットは大きそうです。
もっと細かい部分まで挙げ始めれば加点できるメリット項目は他にもいろいろ捻出できそうです。

わたし
わたし

離婚したほうが良いのかも・・・?

ちょっと待てよ?
現在の状況は「別居」ですが、同居と別居でもまた異なるのでは?

現在私は「別居」の状態なので、夫の食事の用意等はしていないのが現状です。
それを考慮するとまた点数も変わってくるのでは?
「別居」で回避できるマイナス点についての加点はなくし、計算し直してみました。

考えられること点数別居」で回避できないか
(加点項目について)
別居考慮後の点数
経済的な安定が得られなくなる-5点-5点
私が転職してバリバリ働かないといけない-2点-2点
夫の無駄な出費を含んだ家計管理からの解放+9点できない+9点
夫と接する回数が減る+9点できる0点
夫の食事や洗濯等、家事の負担が減る+5点できる0点
夫の顔色をうかがわなくて良くなる+10点ややできる+5点
新しく恋愛ができる+5点できない+5点
下の子が悲しむ-10点-10点
子どもの習い事や療育や娯楽に割ける時間が減る-10点-10点

はい。「-8点」になりました。
「別居している」を考慮すると、離婚するメリットはだいぶ減りそうです

結果と考察

点数としての結果

現在の私の場合、このような結果になりました。

離婚しない場合0点
離婚するメリット(別居ではない場合)+11点
離婚するメリット(別居している場合)-8点

よって、別居している私の場合、離婚で得られるメリットはむしろマイナスであり、
だから離婚を選択していない、ということになります。

具体的な考察

点数にすると逆にわかりづらかったかもしれない。ごめんなさい。

「別居が叶わない状態」であれば、離婚するメリットのほうが勝っていたかもしれませんが、
「別居状態」の今、離婚をするメリットが負けている
という結果になりました。

私が優先したいのは「子どもとの時間」であり、家計管理からの解放や夫の顔色をうかがわずに生活ができることにやや魅力は感じるものの、子どもの悲しむ姿や子どもの習い事や療育への付添が十分にできなくなることを天秤にかけたら、圧倒的にその魅力は敗北なわけです。

忘れてはいけない最大のマイナス点

夫とは話し合いができません。まるで、話が通じません。

離婚経験のある私は知っています。
離婚とは、本当にたくさんのエネルギーを使うものです。
離婚の話し合いがスムーズにいくはずがない。(相手にもよるけど我が家の場合は尚更無理)
手続き関係も大変。(子どもがいれば尚更です)

そして、離婚したからといって全てが解決というわけにはいかないのです。
子どもの父親には変わりないので、連絡を取る場面は今後もあると思います。

今後、離婚する可能性はあるのか

もちろん、あると思います。
ここまでにまとめた内容はあくまで「今」の話だからです。
明日には何か新しいトラブルが起こり、離婚するメリットが勝つタイミングが来るかもしれません。

とにかく、「今」はこのような理由で離婚をしていない、ということです。
一番重要なのは「話し合いが出来ない相手」という点と、「別居のカタチが取れていること」

これは我が家の話ですが、参考にしていただけたらなと思います。

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