カサ抜けレシピ④夫にどうなってほしいかを考えたことがありますか?

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他者をコントロールすることはできません

私は夫をコントロールしようとしていました。無自覚でした。
この状態から抜け出すことで私はとても楽になったので、是非読んでみてくださいね。


「夫にこうなってほしい」と考えたことがあるあなたは、
夫へのコントロール欲・支配欲が働いているのかもしれません

自分には関係ないと思わずに、読んでみてくださいね。

コントロール(=支配)をしようとする仕組み

自分に自信がなかったりすると、「自分の思い通りに相手が動く」という部分で「=自分が優れているからだ」と自分の価値を感じるために、相手を支配しようとする心理が働きます。

逆に、自分に自信があって自立している人は、相手の言動によってイライラしたり必要以上に振り回されることはないので、コントロールしようという心理が働きません。

仕事ができない上司ほど部下を威圧してコントロールしようとしますよね。逆に、仕事ができて余裕のある上司はたとえ部下が自分の思い通りに動かなくてもさほど気にならず余裕の表情だったりします。

一方で私は、カサンドラさんには「支配する心」になりやすい条件がそろっているなと思うのです。

まず、日々の生活で自分の自信は失われていることが多いです。
「私のせいでうまくいかないのかな・・」
「私は結婚に向いていなかったのかな・・」
なので、前述した「自信がないゆえに支配したくなる」の道を辿る。

また、叶わないものが積もり積もるうちにそれが不満として溜まり、どこまでだったら叶うのかを試したくなり、「こうなってほしいな」の感情を抱きやすい環境だと思います。

さらに、「夫がASDで苦手部分が多いから私がサポートしてあげているのよ」の延長で、夫を支配しようとしていませんか?

相手の気持ちはコントロールできない

かわいい猫ちゃんが目の前を通りました。
なので、私は「かわいい!」と言う。
夫は「そう?俺は犬の方が好きだよ」と言う。

ここであなたはどう思いますか?
「かわいいと思いなさいよ!」
「今は猫の話でしょ!」
「かわいいという感情すら共有できないの?」

極端な話ですが、この猫ちゃんを見て「かわいくないな」という感性を持っていてもそれは不正解ではないのです。
それがその人のもつ価値観であり、それを妻に合わせる義務はないのです。

自分の人生は自分のものであるように、夫の人生も夫のもの

あなたの思い描く「家庭像」があって、
同じように夫にも思い描く「家庭像」があって、
または「家庭像」なんてそもそも思い描かない人もいて、
どれもが「正しい/間違い」ではなく、どれも価値観として存在する。

そこはコントロールできない

コントロールはできないけど
お互いに歩み寄った場所に落としどころを見つけることはできる。
これは「お互いに」です。

「夫にこうなってほしいな/変わってほしいな」と思う時点で、
その考えに支配的な気持ちが隠れている可能性があります

ここに気がつかないままエスカレートすると
「モラハラ妻」へまっしぐらです。

「夫が思い通りにならないことを不満に思う」という心理状態は
「コントロールしたい/支配したい」という欲の表れであり、
それは何由来かというと「自信のなさ」である。

気づけた瞬間から、自分の意識をコントロールしましょう。
他者をコントロールすることはできないけれど、
自分自身をコントロールすることはできる。
あなたをコントロールできるのはあなただけであり、
夫さんをコントロールできるのは夫さん自身だけなのです。

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