【テンプレート有】学校提出用の子供の発達障害オリジナル取扱説明書の作り方

この記事は約4分で読めます。

4月から入学!4月から進級!普通級でやっていけるのかな?

4月から〇年生だけど、うちの子普通級で本当に大丈夫かな?
担任の先生はどんな方だろう?うちの子の特性、理解してもらえるかな?

この時期、このような不安を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。

私には現在6年生のASDとADHDを併せ持つ息子がいます。普通級在籍&通級利用です。

この記事には、こんなことが書いてあります。

  • 学校へ向けた我が子の特性の説明の仕方、配慮の求め方
  • 親としての姿勢
  • テンプレート配布
アロミ
アロミ

普通級在籍での学校生活はわりとうまくいっていると思うので、共有したいと思って記事にしました。参考にしていただけたらうれしいです!

私が実際に提出したものを公開します

5歳の時に発達障害の診断がついた息子ですが、息子の抱える困り感は集団行動で周りに影響を与えるものではなかったため、普通級へ在籍することとなりました。

とはいえ、本人の困り感は先生には知っておいてもらいたい

伝えたいことを紙にまとめて、毎年担任の先生へ渡していました。

渡すタイミングは4月5月あたりの家庭訪問または個人面談のとき。

「お手すきの時に目を通していただけるとありがたいです」と一言添えて、渡していました。

気をつけたほうが良いことチェックリスト

説明書を作るときに編

基本的に、「普通級在籍」なのであれば支援級レベルの支援を受けることはできません。

求める配慮の内容は、普通級の担任の先生に求めて良さそうな範囲に留めましょう。

  1. 求める配慮が図々しいものになっていないか
    (例「癇癪を起こさないように手を挙げたときはいつも1番に当ててあげてほしい」等は×)
  2. 「特別扱い」を求めるものになっていないか
    (例「うちの子だけ〇〇をOKにしてほしい」等は×
  3. その配慮をしてもらうことによる先生の負担は大きすぎないか 
    (例「着替えが遅いのでいつも手伝ってあげてください」等は×
  4. 子どもを悪く言うような言い回しはしていないか
    (例「うちの子は〇〇が全然できなくてダメな子なのですが」等は×

一方的に要求を伝えるような内容ではなく、先生がそれを読んだときに「普通級で対応できそう!きちんと見てあげたい!」と思ってくれるような内容にすることが大事だと思います。

渡すときに編

個人面談や家庭訪問で先生と話せる時間はたった10分~20分程度です。

そんな中で話ができる内容は限られています。

口頭で伝えることは前もって考えておきましょう。

  1. 子どもへの告知が済んでいるかどうかは必ず伝える
    (済んでいない場合に担任の先生から思わぬタイミングで本人に診断名が伝わることがないように)
  2. 親としての考え方や意向を直接伝える
    (直接伝えることで印象に残りやすくなります)
  3. 口頭で補足説明をしすぎない
    (まだ目を通してもいない書類の補足説明をされても先生も困るはずです)

担任の先生も、人間です。親として良い印象を残すことを意識し、子どもにとっての良い環境づくりを一緒に考えてもらえるような協力タッグを組めたら最高ですね!

何かあったときに「この保護者さんなら大丈夫、相談してみよう」と先生に思ってもらえるような印象を残しておきたいです。

【ダウンロード可】テンプレートを作成しました

簡単なものですが、テンプレートを用意しました。

是非、自由にアレンジして使ってくださいね!

まとめ

いろんな先生がいます。

息子も6年間小学校に通う中で、合わない先生もいました。

でも、どんな先生だとしても「特性の強い子」だと伝えておくことは大切だと思います。

また、親の意向としていつも私は
「家庭でやれることは何でもやりますのでいつでもご連絡ください!!!」
・「普通級に在籍することが難しいようであれば教えてください。支援級への抵抗はないです。」

と、必ず伝えていました。

お子さんが6年間学校生活を楽しめるように先生とチームを組むつもりでアプローチすると良いかもしれません。

アロミ
アロミ

みんなが楽しく学校生活を送れますように

コメント

タイトルとURLをコピーしました