2014年に今の夫と再婚。2017年に夫がASDとADHDだと診断される。
私が抱えていた体調不良や心の孤独感は「カサンドラ症候群」によるものだったのだと気づく。
お互いのストレスが爆発し、2021年9月から別居中。たぶん前向きな別居です。
別居から10か月ほど経ってから、あることに気が付きました。
一般的に「正しい」とされることが、
全ての夫婦間での「正解」とは限らない。
お父さんとお母さんがいます。
お父さんが一家の大黒柱として働き、お母さんは家庭を守ります。
かわいい子ども達がいて、休日は家族みんなで楽しく過ごします。
これが必ずしも「すべての家族の正解」にはならない、ということです。
夫婦間でも同じ。
「すべての夫婦においてこの形が正解」というものは存在しません。
「べき」を手放す
私はもともと、「こうあるべき」の思考が強かったのだと思います。
お父さんなんだから、休日は子ども達と遊んであげるべき。
夫なんだから、もっと妻のことを気遣うべき。
家族なんだから、、、
確かに、一般的に「こういう家庭が理想的」とされる家庭像はあると思います。
でも、「そうあるべき」では決してないのです。
そうでなくても、幸せな家庭はいくらでもあると思います。
「別居」って、悪いこと?
別居している時点で、私たち夫婦は「一般的」「理想的」とされる夫婦の形からは外れているかもしれない。
でも。それは「不正解」ではなく、私たちなりの「今の最善の形」なのです。
私は「別居」をネガティブには捉えていません。
私も充実しているし、夫も充実していてほしい。
同居中のストレスから解放され、身体の不調もなくなりました。
夫もそうであってほしいです。
ベストな距離感は、人それぞれ違う
今の距離感が、私たち夫婦にとってはちょうどいいのだと思います。
私が思っていた「こうあるべき」の距離感とは異なりますが、
その「こうあるべき」を手放すと、少し心が楽になりました。
そうでなくても良いんだ、と思えるようになりました。
「一般的」を目指さなくてもいいんだ、と思えるようになりました。
これってもしかして・・・
そうです。他の場面にも応用できます。
- テストで100点を取るべき
- 母親は家事をためずにこなすべき
- 部屋はきれいであるべき
- 夜更かしはやめるべき
- 学校は通うべき
- 偏差値の高い大学を目指すべき
こういう「べき」があると、心がどんどん苦しくなりませんか?
「べき」を目指して頑張ってきたあなたも、少しずつ手放してのんびり暮らしてみませんか?
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